ある夜


「ぅあああっ、シン、なんかきた!」

「………」

暇だから何か借りて観ようよ、と言い出したのはキラのほう

これにしよ、と人の意見も訊かずに決めたのも…キラのほう

「なにあれ気持ちわるいーっ」

はっきりいって、俺は映像どころじゃない


(あんたのほうが何なんだよ…っ)


こんな暗がりで、こんな必死になってくっついてきて

それで冷静にしてろっていうほうがよっぽど恐ろしい


(もうこの服、外じゃ着れない…)


「シン、シン!」

「あーはいはい、大丈夫こわくないってば」


俺からしてみればあんたの方がこわいし!







+++++++Shinn*Kira

シンはキラに振り回されてるのが理想(…



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